「そうげんさんですか?」
いいえ。「そうきょ」です。
株式会社創挙。埼玉で車屋をやっております。
ところがですね、お客様から電話をいただくたび、名刺を渡すたび、看板を見ていただくたびに、こう言われるのです。
「そうげんさん?」
「そうけんさんですね?」
違うんです。でも気持ちはわかるんです。
だって犯人はこいつらですから——

この2つの漢字、見分けられますか?
挙
挙(キョ)
選挙・挙式・挙げる
✋ 手を挙げるイメージ
拳
拳(ケン・ゲン)
鉄拳・拳法・握り拳
✊ こぶしを握るイメージ
……めちゃくちゃ似てません?
上の部分がちょっと違うだけ。フォントによってはほぼ双子。
間違えるなというほうが無理です。私たちも正直わかっています。
中国人スタッフ「え、全然違うけど?」
ところが面白いことに、弊社の中国人スタッフにこの話をすると、不思議そうな顔をされます。
なぜなら、中国語(簡体字)ではこうなるからです——
举
中国語の「挙」
(ずいぶんシンプル!)
拳
中国語の「拳」
(こっちは同じ)
全然違う!
中国の簡体字では「挙」は「举」に簡略化されていて、「拳」とはまったくの別物。一瞬で見分けがつきます。
つまり、この混乱は日本語の漢字だからこそ起きる、日本限定の現象なのです。
中国人スタッフ曰く:
「举と拳を間違えるなんて、AとZを間違えるようなものですよ」
そこまで言わなくても。

そもそもなぜ「拳」が先に浮かぶのか
冷静に考えると、「挙」と「拳」では日常での遭遇率が圧倒的に違うのです。
「拳」と出会うシーン:
- 🎮 鉄拳(バンダイナムコの名作格闘ゲーム)
- 👊 北斗の拳(「お前はもう死んでいる」)
- 🥋 少林拳・太極拳(カンフー映画で何百回見たことか)
- ✊ 握り拳(朝、目覚ましを止める時の手の形)
「挙」と出会うシーン:
- 🗳️ 選挙(数年に1回しか意識しない)
- 💒 挙式(人生で1〜2回)
- 📋 枚挙にいとまがない(この表現自体が枚挙にいとまがない状態)
これでは「拳」の完全勝利。脳が自動的に「拳」に変換してしまうのは、もはや人間の本能でしょう。
もし本当に「創拳」だったら
せっかくなので、もし弊社が「創拳(そうげん)」だった世界線を覗いてみましょう。
「お客様のカーライフを、拳でサポートいたします」
怖い。
「お車の買取査定、拳ひとつで解決します」
通報されそう。
「創拳が贈る、新しい格闘カーライフ」
車屋なのか道場なのか。

「創挙」に込めた想い
冗談はさておき、「創挙」という名前にはちゃんと意味があります。
「創」は、新しく創り出すこと。
「挙」は、事を成し遂げる・行動を起こすこと。
地域のお客様に、車の購入から整備、車検、保険、買取まで——カーライフのすべてをワンストップで提供する。
そんな新しいサービスの形を創り挙げたい。
それが「創挙」です。拳は関係ありません。
最後に——「そうげん」でも、いいですよ
ここまで書いておいてなんですが——
正直に言うと、「そうげん」と呼ばれても全然嬉しいです。
「げん」って、なんだか力強くないですか?
「そうきょ」が柔らかい響きなら、「そうげん」は頼もしい響き。
お客様のカーライフを拳のように力強く支える——
なんて考えると、「そうげん」も悪くないなと。
ですので、どう読んでいただいても大歓迎です。
ただ一つだけお願いがあるとすれば——
正式な書類では「そうきょ」でお願いします。🙏
株式会社 創挙(そうきょ)
埼玉県八潮市を拠点に、車の販売・買取・整備・車検・保険をワンストップで提供しています。
「挙」の精神で新しい価値を創り出し、「拳」の力強さでお客様を支えます。