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COLUMN カーライフコラム
【入庫】R35 GT-R アルティメイトメタルシルバー — “匠” 市川博之氏が組んだVR38DETTを宿す日本の銀色弾丸

【入庫】R35 GT-R アルティメイトメタルシルバー — “匠” 市川博之氏が組んだVR38DETTを宿す日本の銀色弾丸

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雨上がりの朝、まだ水気を残した舗装の上に、銀色の塊がそっと滑り込んできました。

雨上がりの店頭に滑り込んだ一台。アルティメイトメタルシルバーの深み
雨上がりの店頭に滑り込んだ一台。アルティメイトメタルシルバーの深み

……と書けば、車好きの方ならもうお分かりでしょう。

そう、日産 GT-R R35(アルティメイトメタルシルバー / Premium Edition)。今週、創挙自動車にこの「日本最後のスーパーカー」が一台、入庫しました。

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R35とは何者か — 17年走り続ける「ゴジラ」

R35 GT-Rが世に出たのは2007年。実に17年前です。

普通の車なら2世代前の話で、もう博物館行きの語感ですが——R35は違います。日産は毎年マイナーチェンジを重ね、2025年現在も新車生産が続く、世界でも稀有な存在。本記事の個体は2017年式以降のいわゆる「後期型」で、Vモーション・グリル、改良された8インチ純正ナビ、再設計された内装を備えた成熟した世代です。

ローアングルのフロント3/4。スーパーカーらしい構え
ローアングルのフロント3/4。スーパーカーらしい構え

海外では今も「Godzilla」と呼ばれ、ポルシェ911 Turboやアウディ R8と同じ土俵で語られます。にもかかわらず日本国内では「ニッチな職人芸の車」という扱い……。この温度差こそが、日本の中古GT-R市場を世界中の愛好家にとっての金鉱たらしめている理由です。

アルティメイトメタルシルバー — ただの「シルバー」ではない

このボディに「ただの銀色」はありません。

アルティメイトメタルシルバー(Ultimate Metal Silver, カラーコード KAB)は、日産が手塗りで仕上げる特別塗装色。1台あたり数十万円〜の追加コストがかかり、塗装には熟練の職人が複数日かけて層を重ねます。雨に濡れた今日の佇まい——光の角度で銀から鉛、鉛から白へと表情を変える深さは、写真ではなかなか伝わりません。

サイドプロファイル(右)。低く構えたシルエット
サイドプロファイル(右)。低く構えたシルエット
リアクオーターの GT-R エンブレム。雨粒が銀の塗装に張り付く
リアクオーターの GT-R エンブレム。雨粒が銀の塗装に張り付く

ぜひ現車でご覧ください。

心臓は「人の手」で組まれる — 匠(Takumi)制度

R35のボンネットを開けると、目を引くのが赤いインテークマニホールド。VR38DETT——3.8L V6 ツインターボ、馬力は仕様によって570〜600PS。

ボンネット内。赤いインテークマニホールドのVR38DETT
ボンネット内。赤いインテークマニホールドのVR38DETT

この心臓には、量産車では考えられないルールが課されています。1基1基、たった1人の認定マイスター(匠)が、専用クリーンルームで手組みする——という鉄則です。組み上がったエンジンには、その匠の名を刻んだプレートが取り付けられます。

本車のプレートには、こう刻まれていました。

匠プレート — Handbuilt by 匠 / Hiroyuki Ichikawa
匠プレート — Handbuilt by 匠 / Hiroyuki Ichikawa

Handbuilt by 匠 — Hiroyuki Ichikawa(市川 博之)

横浜にある日産の工場で、わずか数名しか務まらない「匠」の一人が組み上げた個体ということです。GT-Rオーナーの間では、自分のエンジンを組んだ匠の名前を諳んじているのが半ば常識——車を買うというより、職人の作品を買うという感覚に近いかもしれません。

走る・止まる・曲がる — それぞれ世界トップ級

  • 駆動:ATTESA E-TS(電子制御アクティブ4WD)。スリップを検知してミリ秒単位で前後トルクを最適配分。雨の日でも「アクセルを踏める」体感はR35ならでは。
  • ブレーキ:ブレンボ製大型キャリパー(フロント6ピストン、オレンジ仕上げ)+大径ローター。500PS級の暴力を制動側で受け止める専用設計。
  • ホイール:純正20インチRAYS鍛造、ダンロップ SP SPORT MAXX GT600(GT-R専用銘柄)。
  • 空力:純正リアスポイラー、フロント・サイド・リアの専用ディフューザー。CD値0.26の低空気抵抗と、高速域でのダウンフォースを両立。
  • マフラー:左右4本出しのチタン製テールパイプ。
20インチホイール越しに覗くオレンジのブレンボキャリパー
20インチホイール越しに覗くオレンジのブレンボキャリパー
チタン製クアッドエキゾーストの仕上げ
チタン製クアッドエキゾーストの仕上げ
リアウイングと丸2灯テールランプの造形美
リアウイングと丸2灯テールランプの造形美

インテリア — 戦闘機のコックピット

ドアを開けると、ブラックレザー+アルカンタラの専用シート。中央には大型の8インチタッチパネルナビ、その下にR35特有の縦並びスイッチ。トランスミッションは6速デュアルクラッチDCT、ステアリングには本革にGT-Rロゴが鎮座します。

コックピット全景。8インチタッチパネル+GT-Rロゴステアリング
コックピット全景。8インチタッチパネル+GT-Rロゴステアリング
ドライバーシート。アルカンタラの質感
ドライバーシート。アルカンタラの質感

シフト周辺・センタートンネルにはアルカンタラがあしらわれ、手のひらに伝わる質感で「これは普通の車ではない」と一瞬で分かる仕上がり。後席は補助席扱いの2+2レイアウトで、子どもか短時間の同乗者なら座れる広さがあります。

なぜ「日本仕様」が世界一の状態なのか

GT-Rオーナーの世界には共通認識があります——「同じ年式なら、日本仕様が一番状態が良い」。理由は単純で:

  • 日本の道路は綺麗で塩害も少ない
  • 駐車場文化=屋根付き保管が前提
  • 車検制度で2年に一度の整備強制
  • そして何より、日本のオーナーは「乗らない」(笑)

実際、本車の走行距離・整備履歴・内装状態は、20代のオーナーがサーキットで攻めた米国・欧州個体とは別格です。輸出を視野に入れる中国・オーストラリア・ASEANの愛好家からも問い合わせが多い理由がここにあります。

サイドプロファイル(左)。20インチRAYS鍛造ホイールが映える
サイドプロファイル(左)。20インチRAYS鍛造ホイールが映える

創挙自動車で現車確認できます

ショールーム入口にて。背景に SOUKYO MOTORS のサイン
ショールーム入口にて。背景に SOUKYO MOTORS のサイン

このR35 GT-Rは、埼玉県八潮市の創挙自動車店舗にて現車展示中です。

  • 店頭でのチェック:ボンネットを開けて匠プレートを確認、エンジン始動音、内装の状態、すべて目で見て耳で聞いてください
  • 試乗:応相談(オーナー責任の都合上、原則として購入意思のある方限定)
  • 整備履歴:すべて公開
  • オートローン:頭金・月々のシミュレーション可能
  • 下取り:現車をお持ちの方は無料査定
  • 輸出サポート:海外向け輸出にも対応(中国・オーストラリア・ASEAN等)

お気軽にお問い合わせください

購入・売却・車検・レンタルなど、お車に関するご質問は何でもお気軽にどうぞ。

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まとめ — 「日本にいるうちに」

R35 GT-Rは、人類が内燃機関に投じた最後の本気の一つです。電動化が進む2030年代、噂される後継のR36はおそらく完全電動化される予定で、「人の手で組んだV6ツインターボ」というロマンは、R35で終わります。

匠制度のエンジン、手塗りの特別塗装、日本仕様の状態の良さ——この3つが揃った1台に出会える機会は、年々少なくなっています。

気になった方はぜひお早めにご連絡ください。

リア真正面。中央のGT-Rエンブレムが際立つ
リア真正面。中央のGT-Rエンブレムが際立つ

よくあるご質問

Q. R35 GT-Rは今でも新車で買えますか?

A. 2025年現在、日産は限られた台数で新車生産を継続していますが、Nismoを含む日本国内向け割当ては予約段階で完売することが多く、実質的には中古市場が主な入手ルートになっています。

Q. エンジンを組んだ「匠(Takumi)」って何ですか?

A. 日産が認定する熟練エンジン組立技能者のことで、現在も数名のみ。GT-Rは1基ずつ匠1人が専用クリーンルームで手組みし、エンジンに名前入りプレートが取り付けられます。

Q. R35のメンテナンスは特殊ですか?

A. はい。専用ATF、トランスミッションの学習リセット、専用ホイールアライメント計測など、対応工場が限られます。創挙自動車では入庫後の整備計画もご相談いただけます。

Q. 試乗できますか?

A. 原則として購入意思のあるお客様に限り、店頭スタッフ同乗のもと可能です。事前予約をお願いします。

Q. オートローンは組めますか?

A. 提携ローン会社をご利用いただけます。頭金・月々のシミュレーションを店頭で即座に出せます。

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